震災復旧のための震災建築物の被災度区分判定基準および復旧技術指針講習会
≪DVD講習≫
令和3年12月21日(火) 三重県総合文化センター 大研修室にて開催。
受講申込案内・受付期間等についてはこちらからダウンロードください。
※時間割について一部変更になりました(R3.10.1)
1.目的
被災度区分判定は、地震により被災した建築物を対象に、建築構造技術者が当該建築物の沈下、傾斜および構造躯体の損傷状況から被災建築物の耐震性能を推定し、継続使用のための復旧の要否とその程度を建築士事務所の業務として判定するものである。本講習会は、震災建築物の被災度区分判定および復旧に伴う設計・工事監理を行うことのできる建築士事務所を育成することを目的として実施する。
なお、当講習会の受講修了者で希望する建築士に(一財)日本建築防災協会より技術者証(カード式)が発行され、技術者名簿にも掲載される。今年度については、平成28年の受講者の技術者証の更新年度でもある。
また、講習を受けた建築士が所属する建築士事務所のうち希望する事務所を対象とした事務所名簿を作成して都道府県等に提供することにより、震災後対策として住宅相談や被災度区分判定等の活動が必要となった際の協力要請等の資料として活用する。
2.受講対象
建築士事務所に所属する1級・2級・木造建築士、建築および防災関係の行政職員
なお、技術者証の発行並びに名簿への掲載対象者は該当する建築士の資格を有する者とする。
3.講習内容・講師・時間割(DVD講習)
被災度区分判定の考え方(50分)
前田 匡樹(東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻教授)
木造建築物の被災度区分判定基準および復旧技術指針(90分)
河合 直人(工学院大学建築学部建築学科教授)
昼食休憩(60分)
鉄骨造建築物の被災度区分判定基準および復旧技術指針(90分)
山田 哲(東京大学大学院工学系研究科建築学専攻教授)
鉄筋および鉄骨鉄筋コンクリート造建築物の被災度区分判定基準および復旧技術指針(90分)
前田 匡樹(東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻教授)